子どもを受診させる際、「小児科は何歳までなのか」「そろそろ内科を受診させるべきか」と迷う親は少なくない。
内科は小児科のほか、新生児内科や一般内科といった複数の科に分かれている。子どもの受診は、生まれたばかりの子どもは新生児内科、それ以降は0歳から小学生までが小児科、中学生以降は一般内科というのが一般的だ。
しかし、小児科は中学生の受診まで対応しており、また中学生以下の子どもは必ず小児科で受診させる必要があるという訳でもない。
基本的に0歳~幼稚園あたりまでの子どもは新生児内科や小児科での受診となるが、それ以降は内科でも特に問題なく受け付けてくれる場合もある。ただし、中学生までは小児科に案内される場合もあるなど、受診の対象年齢は医療機関ごとに異なるので、不安なら予め受診先に確認しておくことをおすすめする。
なお、対応科が内科・小児科の両方になっている医療機関は、子どもから大人まで幅広い年齢層の受診を受け付けている。どちらで受診すべきか判断できない場合、「内科・小児科」で近くの医療機関を検索してみると良いだろう。
なお、子ども自身が自分の症状を明確に説明でき、かつ大人と同様に受診に通える状態なのであれば、幼稚園児(または3歳以降の保育園児)や小学校低学年でも内科での受診は可能な場合もある。ただし、対応可能な年齢であっても、子どもの発育・発達の状態や症状などによっては対応不可とされることもある。
子どもの状態に合わせて、臨機応変に対処を行う必要がある。
子どもの受診に関してもっと情報を集めたいのなら、わかりやすくまとめられている『内科と小児科、どっちに行くべき!?』というサイトが参考になる。